2021年7月28日

200年続くキャッチコピーに思う事

投稿者: 片原
こんにちは~。
キャッチコピーにはかなりこだわりのある片原です。





さて、いきなりですが、問題です。

現存する日本最古のキャッチコピーって何かご存じですか?





ちっ





ちっ





ちっ





ぱふぅ~ん♪




正解は、そう。
「土用の丑の日」
なんだそうです。



我らが讃岐の産んだ偉大な先人・平賀源内が知人のうなぎ屋さんに頼まれて作ったキャッチコピーなんだそうです。
それも、
思いつきで作った訳では無く、
200年前にそこから100年以上前の古くからの風習を調べて、
これを流行らせたら良いんじゃないかという根拠に基づいて作ったキャッチコピーだそうですよ。
古くは万葉集にも記載があるのだとか。



へーーーw



私はこういった変わらないもの。
何十年、何百年と続く普遍性のあるモノに深い関心があります。


これだけ、
目まぐるしく進化していくテクノロジー。
日進月歩の世の中で、
テレビや新聞、雑誌といったメディアの人達もインターネットを活用・引用してコンテンツを作る時代になりました。

いろいろ、批判する人は、
「旧態依然」
「時代遅れ」
「そんなの古い」
「一昔前は流行ったよね」
といったワードを口にします。

そんな中、
一方では200年も変わらないキャッチコピーを使っている。。。


テクノロジーや文明がどんなに進化しても、
人間の中身はそうそう変わらないということです。


だから、
やり方が古いとか、
キャッチコピーが古いとか、
デザインが古いとか、
そんなのは気にする必要が無いわけです。


普遍性を求めているものは必ず伝わると思うので。
私が、以前にもブログで書いた記事
ついついクリックしちゃう広告について」の中でもふれましたが、
苦痛から解放されたいという願望には、ある種の普遍性があると思っています。


ただ注意しないといけないのは、中小企業のECサイトにおいて、
短期に効果が求められます。
なので、説明がまどろっこしいキャッチコピーはなかなか根付きません。
カッコイイとか響きが新鮮とか、そういった感性だけでキャッチコピーを作っても、
なかなか上手く行かないものです。

ちなみに実際、私が前職場で作ったキャッチコピーは、
転職後15年ほど経っても未だにまだ効果が高く、
新しいものに抜かれていないそうです。



経験のある方はよくご存じだと思うのですが、
そういった効果の高いキャッチコピーは、1つ産み出すのに凄く苦労します。
そんな苦労を一緒に乗り越えて良いサイトを作っていきませんか?


とりあえず、苦労は別として、
そういった効果のあるキャッチコピー等について詳しく教えて欲しいという方、
サイトを効果のあるサイトへ作り替えたいと思ってる方。
ぜひ、グランテストにお問い合わせください。




あ、今日がたまたま土用の丑の日だったので、
これについて書こうと思い立ちました。(^_^;ゞ