チームビルディング
2021年2月17日

チームビルディングへの思い

投稿者: 片原
チームビルディング 、一時期うなされるほど考えた時期がありましたw

コロナ禍ですが、グランテストは現在、新人募集をしたいと考えています。
先日、期待していた新入社員が辞めてしまったので、またチームビルディングのし直しです。
会社から人が去るというのは、どんな状況であっても寂しいものです。

そうそう!
辞めてしまったと言えば!
2冠を取った藤井聡太くんが将棋に専念するとのことで、
高校生活あと2ヶ月を残しての退学を決断したとかでニュースになっていました。
いやぁ~、天才は常人とは考える事が違いますね。別次元です。
藤井聡太 引用元:「将棋に専念する気持ち強く」 藤井聡太二冠が高校中退

将棋は完全な個人技。
チームとはかけ離れます。
特に対局中は、誰の力も借りることはできません。
彼にとっての最善の道だったと思って、応援したいです。

 
そういった個人技の世界で生きる人、働く人は、ほんの一握りですね。

人間は群れで生活する動物ですから、
大体の社会、会社は、集団であり、共同体です。

そんな集団、共同体は、いろいろ呼び方もありますが、
英語だとグループだったりチームだったりと表現しますね。
やっぱりその集団が大きな成果を上げるなら、
ザックリした価値観が同じ趣味の仲良しグループではなく、
価値観と目標を同じくする「チーム」でなくてはなりません。

チームは1人入ったり抜けたりするだけで、スクラップ&ビルドを繰り返します。

スポーツのチームも同じで、
3年生が抜けて、新しい1年生が入ってくるのも、
どんなに素晴らしいチームが出来上がってても一旦解散して、
再構築しなければいけません。

何年経っても、何十人と関わってきても、
人材育成やチームビルディングに
完全な正解はありません。

あるのは結果だけで、結果が伴わなければ、
ずっと反省と改善を繰り返すしかありません。

同じ価値観を持ち、

同じ目標に向かって突き進んでくれる仲間。

これがどれだけ尊いことなのか。
今現在がどんなレベルだろうと関係なく、
一緒になって一丸となってチームとして突き進んでいく。

その姿こそが美しいと思っています。

 
人材育成は大変です。
なんせ、チャンスを与えて失敗しないと、人は成長しませんので。
そして、失敗に継ぐ失敗に耐える忍耐力がある若者が少ない現状があります。

イチローも言っていました。

「成功ばかりの人はまず居ないし、
     仮にそんな人が居たとしても、その人に深みはない」

そりゃそうですよね。

それは、どの世界においても言える事だと思います。

グランテストはとにかくチャンスをくれる会社です。
失敗を恐れず、変化をいとわない姿勢が現代を生きていく上でとても大切です。
ドラマ「半沢直樹」でよく見るような
「失敗したら誰が責任をとるんだ」 とか言ってる上司がいる会社でまともにチャレンジなんてできないし、
逆に「今の自分が最高」と思ってる人や
「自分の意見を聞いてくれない会社はクソ。」みたいな
そんな若者のツイートをよく目にしますが、
そんな仲間は要らないです。
どんな良い会社も完璧ではないです。
そんなところをつついていても前に進まない。

昨夜、アルバイトの冨山に、
社長の若松が超良い話をしていたので、それを書きます。

若松「俺は●●と●●●と●●と●●は、一生面倒みようと思いよる」 (※●●はそれぞれ個人名)

こ、これはチームなのか!?
ひょっとして、家族なんじゃないのか!?
・・・とさえ思う始末。

こんなことを面と向かって言える経営者、居ます?

あ、口先だけで言う人たまにいますけどね。
ウチの若松はそういうタイプじゃ無くて、
リップサービスで言ってるんじゃない事を私は知っています。

どんなに苦しいときも笑って自分よりも社員の生活を優先していました。

思い出したのは、
2000年代にあるアナリストさんが日清紡さんへ赴いた際、
未だに糸を紡いでいる事業を続けていたそうです。
それを見たそのアナリストがこんなアドバイスをしたそうです。

アナリスト「社長、こんなのやめて効率化すべきです。
そうすればすぐに利益は増えて、株価も倍増しますよ!」
日清紡社長「それは解ってるんです。でもあと数年で、
戦後変わらずこの仕事をずっとやってきてくれた仲間が退職するので、
それまでは続けてこの事業を閉じるつもりです。」

それを聞いたそのアナリストさんも
自分は浅はかだったと発言を悔いたらしいのですが、
全然アナリストさんは悪くなくて、
現在の世界全体の経済はそういう方向に進んでいて、
株主主体に短期でものを見る習慣が付いてしまっています。
日本だけでなく世界中がです。
言えるのは、その社長がとにかく立派だということ。
その周りの経営陣もその意図を理解して残していること。

そして、ウチの社長がそんな日本の古き良き経営者と
同じDNAを持っているということです。

これが、チームビルディングに役立つことではないのですが、
間違いなく土台になっていると思っています。

この21世紀、
どんどんAIに飲み込まれていく職業が増えていくと言われていますが、
やはり最終的には「人」で決まると思います。
どんなにロボットが普及しても、
どんなに優れたシステムを持っていても、
どんなにビッグデータが活用できたとしても、
この人と人の繋がりが有って、
人の失敗を許し、人の成長を共に喜ぶ環境が有る限り、
そんなものには負けない自信があります!

・・・

・・・

・・・

たぶん。(^_^;ゞ

どうですか?

これを聞いただけでも、グランテスト、良い会社でしょ?( =①ω①=)ムフフのフ

参考になれば幸いです。
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