2021年8月27日

PayPayにみる本物の“流行らせ屋”

投稿者: 片原
こんにちは~。
小銭王の片原です。




来月から2ヶ月間また丸亀市でPayPayの25%還元キャンペーンがあります。
<㊳ 香川県丸亀市「がんばれ!まるがめ給付金連動企画【第2弾】夏に続いて丸亀秋祭り」概要>


PayPayのお蔭で、キャッシュレス決済が順調にシェアを伸ばしています。
TVCM等に力を入れ始めた2年前には20%弱だったのが、45%まで達しています。

コード決済一強のPayPay。Suicaなど交通電子マネーに迫る


これは凄いことです。
北欧は寒いのでキャッシュレスが一気に進みました。
その他の欧米でも物騒な一面もあり、
キャッシュは持たない主義の人も多かったと思います。
でも、日本は安全だし、手がかじかむほど寒い時季もほとんどない。


PayPayが力業で流行らせてしまいました。


10月から店舗さんへの請求が始まりますが、問題は料率だけだったと思います。
ご存じの通り、1.6%
PayPay、ついに手数料有料化。10月以降は1.6%から


この普及率で、この料率で、
辞めるって店舗はそうそうないんじゃないですかね?



で、

そんなPayPay、

流行らせ方を見てみましょう。


孫さんは本気になると、徹底的に泥臭く人海戦術を使います。

思い起こせば、昔Yahoo!BBのときもそうでした。
家電量販店やショッピングモールでキャンペーン会場を設けて、
テレマーケティング(電話営業)も使いました。
決してスマートではないやり方で、利用者を増やしました。
それまでネット回線は先進国の中で一番遅れていたのが、
一気にブロードバンド普及率のTOPに躍り出ました。


今回のPayPayも同じです。

カッコイイサイトを作っても、
使いやすいアプリを作っても、
インパクトのあるTVCMを流しても、
それだけじゃなかなか流行りません。

結局『人』なんです。

『人』を使って根付かせるんですね~。
今回は地方自治体まで巻きこんでの戦略。
なかなか真似できませんね。

しかしレベルは違いますが、
同じ“流行らせ屋”として、
ウンウンと頷けることばかりです。

結局『人』です。

過去にはヨルナビのライバルが数多く香川県に入ってきましたが、
根付かせずに撤退していきました。
香川県だけでなく、同じような水商売のポータルサイトは
全国に数多くありました。
10年前から残ってるサイトは数えるほどしかありません。
出て来ては消えを繰り返しています。

こんなのあったら流行るんじゃね?
  ↓
作ってみた
  ↓
良いモノ作れば勝手に広まるんじゃね?
  ↓
全く流行らず
  ↓
代理店に頼んで広めて貰おうか
  ↓
利用者増えず
  ↓
結局撤退


こんな流れなんじゃないでしょうか?
ここには、
しっかりとした『人』が見えてこないんですね~。
インフルエンサーとまで行かなくても、
情熱のようなものさえもあまり感じられないですね。

ハッキリ言いますが、
それでは根付きませんし、流行りません!


私は若松の苦労を間近で見て、
かつて見下されていたような相手も今は近寄ってきて、
不可能を可能にしていった過程を見てきたので、
それが解ります。

グランテスト若松誠

大事な事なのでもう一度書きます。

結局『人』です!


そんな私が、
いろんな角度からみても、
孫さんの本気度を見ると、
いつも本当に勉強になります。

Googleがプリンを買収して送金システムを手に入れても、
果たして孫さんほどの事ができるでしょうか?
成功して欲しいのは山々ですが、
正直微妙に感じます。


私達グランテストも、
地方発の“流行らせ屋”でありたい。
常々そう思っている訳であります。



そんな姿勢のグランテストに問い合わせてみたいという方、
是非是非お待ちしております♪