デザインの敗北:日本のトレンド
2023年9月27日

デザインの敗北

投稿者: 片原
こんにちは~。
デザイン大好きSEの片原です。



今はWEBを中心に仕事をしていますが、
初めてEC(ネット通販)をゼロから立ち上げたのは23年前。
個人的に通販に関わるようになって29年くらいになります。
(やべ~、オッサンになる筈ですね^^;)

で、今日のX(旧Twitter)を見てて思う事がありましたので投稿しています。
トレンドに、「デザインの敗北」とありました。
なかなかキャッチーなワードですね。
どれどれ?
どんなポスト(ツイート)があるんでしょう?

なるほどね~。

私、通販に大切なのは臨場感であったり心意気だと思っていて、
もちろん、デザインは大切なのですが、
デザインは結果のためにあるということ。
要するにデザイナーにとってのデザインは初めから敗北しているのです。


敗北を認めることから始める


グランテストに入るデザイナーには、いつも最初にこの事を分かって貰います。
誰もあなたのデザインを求めていない現実があるということ。
例えばウェブデザインでも、チラシ等であっても、
格好いいデザインが必ず売れたり、
スタイリッシュだと必ず売れるなら誰も苦労しないんです。

なので、デザイナーとしてのプライドがあると邪魔でしかないので、
まずプライドをへし折るところからスタートします。
そうでないと、結果に対して凹むことしかできないし、
悪い結果であると安直に否定的な判断をしてしまうからです。
経験上、結果の出るデザインは一朝一夕には出来ません。
果てしないテストマーケティングの結果出来上がるモノだと思っています。

よく結果論で、このビジネスの成功要因は
このデザインによるものだとか、結論付けられることがあります。
それは結果論と断定してしまっても過言ではありません。


成功は失敗の千里塚の上


よく成功は失敗の千里塚の上にしか成り立たないといいますが、
全くその通りで、その縮図がEC(通販)の成功であり、
デザインの成功なのだと思います。
たとえば、上のポスト(ツイート)の例だと、佐藤可士和さんのデザインがディスられてますね。
私自身は可士和さんのデザイン結構好きなんですが、
通販でアレをやると必ずコケると言って間違いないと思います。
もちろん、可士和さんデザインであるというネームバリューを使わない前提です。
それって、まずその時点ではそのデザイン自体は敗北してますよね。

でも悲観なんてしません!
私が思うのは、
そこ(敗北)があくまでスタートであって、
ゴールじゃないんです!
 

それが短期間でPDCAを高速に回せるウェブは無限の可能性を秘めていて、
売上を最大化させていく事が可能なんです。
通販って、やっぱり心意気ですよね~。

そうやって同じ景色を見て貰えると思うんです。


ちょっとでもピンときたイケてる貴方!
ぜひぜひグランテストにお問い合わせください~。